地域力醸成委員会所信 of (社)おおさき青年会議所HP

地域力醸成委員会  基本方針

社団法人 おおさき青年会議所
2010年度 地域力醸成委員会

委員長 庵 原 博 明

 国、地方を通じて財政制約は強まり、公共事業が削減され、我が国全体が従来のように一定のバランスを保って発展していく事は困難となっています。財政制約を強いられる要因でもある人口の減少や少子高齢化社会は、広く国内や海外市場から所得を生み出せないような地方経済には、特に影響を及ぼしています。地方経済を支える地域内需でさえ、郊外の大型ショッピングセンターや全国チェーンのロードサイド型店舗によって市場の循環が妨げられ、身近な存在であった商店街は衰退の一途を辿り、若者は職を求め育んだ「地元」を離れてしまうという現実もあります。

経済という視点から地域を見てしまうと、日本国内の大多数の地域が同じような状況下にあるのでしょう。

 しかし、各地域が有する歴史や文化、伝統は多様であり、それらの地域資源を創意工夫のもとに活用し、地域の活性化につなげていく余地は大きく、他の地域と異なる独自の発展を遂げる可能性を秘めているのです。高層ビルが立ち並ぶ大都市を形成する事だけが発展なのではありません。

 「田舎にも一流」という見方があるのです。

行政主導型のまちづくりで、地域住民が受身のまま、一方的な情報を鵜呑みにし、現在の経済状況を政治のせいにして批評しているだけでは、今後ますます地域間格差が拡大していく中、私たちの地域に明るい豊かな未来は訪れません。住民がまちづくりに自ら使命感を持って立ち上がらなければなりません。地域に住み、おおさきの現状と実情をよく知る住民一人ひとりこそが地域にとって最も重要な財産であり地域力の源なのです。

 平成の大合併以降、私たちの住む地域の枠組みも大きく変わりました。「私たちに出来る事はなにか」 青年には思いを現実にする力があり、その「青年力」は活力ある地域社会を築くために必要不可欠なものです。まずは私たちが広域的な視点に立ち、率先して各種青年団体と共にまちづくりを真剣に議論していく中で、多くの情報と知恵を出し合い、広域に思いを発信できる力と行動をもって、市民参加型のまちづくりから市民参画型のまちづくりを行える「ひとづくり」意識変革を図って参ります。

 私たちはこの地域を築いてきてくれた先人たちから地域を守る責任を受け継ぎ、未来ある子どもたちの為に明るい豊かな地域を継続させていかなければなりません。だからこそ地元を愛し、私たちの考働が地域住民に勇気を与え、未来の笑顔に繋がるよう活動して参ります。